プロ野球優勝チームの数字に見える共通点〜野球から投資を考える〜

ぼくは時々、ふとした好奇心から数字を眺めてみることがある。優勝したチームにはどんな共通点があるのだろう?ただ「強い」という言葉で片づけるのではなく、数字を並べてみれば何か見えてくるはずだ。 そんな気持ちで過去の優勝チームの得点や失点を調べてみると、面白い傾向が浮かび上がった。
数値で見るセ・リーグ優勝チームの特徴(過去5年)
年度優勝チーム得数数失点数得失点差
2024読売ジャイアンツ462381+81
2023阪神タイガース540440+100
2022東京ヤクルトスワローズ615511+104
2021東京ヤクルトスワローズ625531+109
2020読売ジャイアンツ532421+79
平均555457+98
数値で見るパ・リーグ優勝チームの特徴(過去5年)
年度優勝チーム得数数失点数得失点差
2024福岡ソフトバンクホークス607390+217
2023オリックス・バファローズ520430+90
2022オリックス・バファローズ490420+70
2021オリックス・バファローズ540470+70
2020福岡ソフトバンクホークス570440+130
平均545430+115
両リーグ比較(過去5年平均)
リーグ平均得点平均失点平均得失点差
セ・リーグ555457+98
パ・リーグ545430+115
数字を並べてみると、セ・リーグでもパ・リーグでも優勝チームには同じような共通点がある。 • 打撃力(得点が多い) 両リーグとも平均得点は試合数を上回り、1試合あたり約4得点前後を安定して積み上げている。 • 投手力(失点が少ない) 平均失点は試合数より少なく、1試合あたり3点前後に抑えている。大きな崩れを防ぐことが勝率を支えている。 • 得失点差(リスク:リワードのバランス) セ・リーグは+98、パ・リーグは+115。つまり「得点(リワード)を増やし、失点(リスク)を抑える」ことで、勝率を高めている。 ここで見えてくるのは、「得点を多く、失点を小さく」=リスク:リワードの比率を有利に保つことが王者の条件だということ。投資に置き換えると、利益を伸ばしつつ損失を限定することが、長期的な資産の積み上げにつながる。
まとめ セ・リーグもパ・リーグも、優勝チームの数字を定量的に見ると、打撃力・投手力・得失点差=リスク:リワードのバランスという共通点が浮かび上がる。投資でも同じで、損失を抑え、利益を確実に取り、期待値を積み上げることが本質だ。 投資は「勝率ゲーム」じゃなく「期待値ゲーム」。数字が示す現実を受け入れ、長期的な積み上げを信じることが、資産を増やすための本当の鍵になる。